私はよくガーデンリフォームなどでお客様のところに伺う時、図々しくも室内まで上げていただいてお話を聞くことが多いです。というか上げていただくようになるべくしています。

理由は3つあります。

理由1.インテリアや食器、または出てくるお菓子などに奥様の嗜好がよく出ているから。

理由2.窓からの景色が確認できるから。

理由3.落ち着いてメモが取れたり、打ち合わせができるから。

3番は完全にこちらの体力的なものも加味した理由で申し訳ないのですが、2はまあ当たり前として。意外に大切なのが1番の理由です。

みなさん「モダンな感じに」とか「カフェっぽく」とか「南仏風」とか色々おっしゃいますが、実はその言葉がどんなイメージを表してるのか、私が思う言葉と意味合いが同じなのかとかわからないものです。

写真をスクラップしてる方もいらっしゃいますが、その写真の「どこが」好きなのかとかこれも割と奥が深い。ただその方のライフスタイルや、嗜好性が一番現れて、わかりやすいのがインテリアと食器なのです。そして不思議に食器のイメージに合ったお菓子などが出て来ます。(笑)つまりライフスタイルがよく出るということですね。

下の写真のコーヒーカップはメキシコに赴任していらした時に買われたもので。手作り感のある素朴な味わいがとても素敵なカップでした。こちらのお宅のテーマはメキシコの思い出。窓の向こうに写っている写真は向こうのモザイクタイルを利用して作ったウエルカムボードでしたしテラスの床は素焼きのオレンジのタイルにしています。

こちらの奥様はパンやマドレーヌを焼くのがお上手で私が行くたびに手作りの焼き菓子を出してくださいました。全体的に「手作り」「温かみ」に溢れた感じなのです。庭のテイストも自ずと決まって来ました。

このようにライフスタイルは語らずともインテリアや食器に現れてくるものなので。だから私はできるだけリビングにまで上げていただいて、一見関係ないようなお話を交えながら打ち合わせをするようにしています。