2週間ほど前にホームページからお問い合わせいただいたお客様にヒアリングをして昨日最初のご提案をしてきました。こちらの御宅の家のコンセプトは「○LDK」という括りに縛られない家。というものだったそう。ダイニングからリビングまで、大階段で半階分繋がれていて、大階段に腰掛けてテレビを見るというような作り。家の中はご家族と建築士が綿密に打ち合わせして作り上げて行ったという感じの建物です。モダンでとても素敵!

しかし外はというと、お隣との境の古い壁がそのままになっていて、リビングの前のデッキがあるだけで建てられた時のままになっていました。

完成当時は「古い壁をどう隠すか」「どう綺麗にするか」しか考えつかず、そのままになっていてうちのHPを探してくださったようなのです。うちの去年の作品で石の水盤が気に入ったとのことでした。

1週間ほど前に初めて訪れて、私はまず、庭に降りて見ました。とりとめのない雑談をしながらふと!思いつくことがありました。そうだ!「家を眺める視点を作ればいいのだ」そうなのです。たとえ壁を綺麗にしたところで、所詮見えるのはお隣の裏側。特にワクワクする景色ではありません。

そこでこの計画ではまず、隣地との境のところにL型に大きなソファをコンクリートで作りました。そしてデッキとの間80センチほどの高低差を

二つの水盤で繋ぐことにしたのです。

こうすることでデッキ側からは静かな水面が、ソファからは壁泉を落ちて溜まる動の水。。と決して広くはない池ですが3次元的な活用をすることで二つの水の表情まで楽しめるご提案をすることができました。

お客様にはソファの話は提案前にしていましたが、2つの水盤は昨日初めてお見せしたので、そこが気に入っていただけたのか、ほとんど変更なしてこの形のまま作ることに決定してしまいました。

7月から工事に入ります。また工事中などご案内しますので、夏らしい水の写真お楽しみにされてください。